映画「ナイトクローラー
をみました

・とあるところでは、「胸クソ」映画で
紹介されてました(私も同意)
・個人的には、おもしろいおすすめです
・ぼくはかつて、「悪いラ・ラ・ランド」と
呼びました(あれ、恋愛要素も、あ、る、か?)
・映画「ヴェノム」で「ライフ財団」のCEO役だった
リズ・アーメッドも出てて、主人公のアシスタントの若者役


ジェイク・ギレンホールの目つきがヤバい



あらすじは
職もなく、こそ泥して稼いでしのぐルイスは
ある日、事故現場に遭遇
その様子を、カメラにおさめる男と出会う
自分もビデオカメラと無線を手に入れ
見様見真似でやってみるのだが・・・



ルイスもヤバい



主人公のルイス
最初のシーンから
なかなか飛ばしてくれます

暗がりで
フェンスを切って
持って帰ろうとしているのだ

当然
警備員がやってくるが
(なぜなら入り口壊してるから)
そいつもぶっ倒して
時計をうばい、金網もうばう

なんというか
悪いんだけど
悪いことやってます感がなく
さらさらと盗んでいく

それで
を買い取ってくれる業者に
それを持ち込むのだが

お金の交渉をしつつ
いきなり、「俺は勤勉で」
としゃべりだす
つまり、雇ってほしいんだ

でも
そこの社長は言う
こそ泥は雇わない



これ
冒頭のシーンですけど
ルイスの人となりが
十分に出てます

つまり
職がなく泥棒でしのぐ
あと
就職の面接とか
職場で、上司とか先輩に
めちゃめちゃいろんな事
言われてきたんだろうな
という事

のちのシーンにもありますが
クライアントとの交渉とか
部下に対する接し方とか
常に冷静なんですが
どうにも
人から聞いたの
そのまま、言ってねえか?
自分のことばになってないんですね

あと
めっちゃインターネットで調べますルイス
なんでもかんでも調べる



舞台はロサンゼルス




この映画の
舞台はロサンゼルス

冒頭の
こそ泥した後
偶然、道で
事故現場に遭遇
そこに
ビデオカメラで撮っている
「ナイトクローラー」と
出会うのです

ちなみに
実際に
そういう映像を撮って
報酬をもらっている人
というのは存在するようで
この映画でも
実在のナイトクローラー達に
取材してるのです


ナイトクローラーおすすめです




ビデオカメラを手にしたルイスは
ナイトクローラーになれるのか?
という話

夜のロサンゼルスを
車で疾走する風景
このあたり
なかなかに美しくて好きです
音楽もいい

ビル群を望む夜景
なんてのも
この街が持つ
希望、羨望そして野望
それらがうずまく
あやしい輝きが
出ちゃってる



途中のシーンで
「絶対いい映像撮ってくるから
こちらの言う値段で映像を買ってくれ」
と言うところがあるのですが
まあ
そこから支配していってしまう
わけですが

映画冒頭のシーンで
盗んだ鉄の業者に売るところで
正直、警察もくるから
安くても買いたくない業者
しょうがないから、買ってやる
という感じ

ルイスが持ち込むものを買う
という点で
対になっているシーン
おもしろいですね
片や、タダでも欲しくない
片や、いくら出してでも欲しい



主人公が
あまりに悪く
もちろん共感できない部分は
ありますが
映画として非常に面白いと思います

とはいえ
アメリカも、日本も
かかえている労働者に関する問題
なかなか
他人事とは言えない

あと
基本的に
自分で全部やってるんですよね
事件みつけて
映像撮って
編集して
映像買ってくれるところ探して
これなんか
YouTuberみたいなんですよね

やがて
より高く買ってもらうため
過激な映像に
なっていくあたりとか
そのあたりも要チェックです




だから
みようよ!ナイトクローラー!